梨泰院クラスに見るアンガーコントロール
みなさん韓流ドラマをご覧になったことがありますか?
最近は日本版リメイクとして竹内涼真さん主演の「六本木クラス」が放送されていましたね。
どちらかをご覧になった方はわかると思うのですが、いわゆる復讐劇ですよね。
青年期に受けた理不尽な扱いや、父親を殺されたことの怒りが元になっており、
それが、韓国ナンバーワンの飲食チェーン店を作り上げて相手を打ちのめすほどの力になったというお話しだと思います。
怒りのエネルギーが元になって、復讐というさらに強いエネルギーに変わったということになります。
つまり怒りのエネルギーというのは、人を大きく良い方向に動かすこともできるのです。
梨泰院クラス、六本木クラスの他にもドラマ「半沢直樹」や漫画「ワンピース」なども、悔しい想い・怒りのパワーに登場人物が突き動かされてできた物語りですよね。韓流ドラマは特にそういう内容が多いように思います。
そしてそれらが大ヒットしているというのは、怒りから生まれる復讐の感情は人々に共通した感情であり、みんなの心が最も動く感情でもあるということなのです。
喜怒哀楽の中で怒りは最も強いエネルギーになります。そしてその怒りエネルギーは別のエネルギーに変えることができ、心を突き動かすプラスのエネルギーにすることができるのです。
怒ることは人にとって自然な感情ですし、決して悪いことではありません。
「なんかイライラする」「いつも子供を怒ってしまう」という方は、ご自分を責めたりせずに何かを変えるきっかけになるかもしれないという思いで、ぜひ自分の怒りと向き合ってみてください。